Archive for 4月, 2012
イタリアから( ´ ▽ ` )ノ 7 料理コース/プリモ
さあ、料理コースのつづき、プリモ(パスタ料理)です
長津田のKさま、おまたせいたしました!
まずは、ソース。
帆立とポロネギをカットし、たっぷりのオイルで炒めていきます。
(帆立貝のやや固いところ(筋肉と表現してました)をはさみでカットしています)
仕上げに、オレンジの皮をすり下ろしたものを香り付けに加えました。
ラビオリの生地です。
卵とファリーナ(小麦粉)セモラ(セモリナより荒め)、塩を機械で合わせてから、
手で生地を整えて、丸めておきます。
ラビオリの中身は、定番の、リコッタ エ スピナッチ(リコッタチーズとほうれん草)。
茹でて刻んだほうれん草に、よく水切りしたリコッタ、パルミジャーノ、塩胡椒を合わせたものがこちら。
何度か、厚みを調整しながら、機械でのばしていきます。
ちなみに、熊谷のスカッコマットの手打ちパスタは、シェフの手ごね&手のばしです
パン等とはちがう、とてもかたい生地なので、うまく出来るようになるには、長い時間と
熟練された技術が必要となります。
こうして手をかけて一つ一つ作る、カバッテッリ、フジッリ、コルツェッティなどは、
(それぞれに配合もちがいます)
独特の食感で、素晴らしく美味しいです
数年前、わたしがイタリアから帰国し、お客さんとして来店したとき、
スカッコマットの自家製パスタに出合い、感激したのを思い出します
こんな、やさしく温かい味、他では、食べられませんから・・・
伸ばした生地に、リコッタとほうれん草をのせてカットし、包みます。
今回はこんなカタチに。トルテッリーニの包み方に似ています。
プレゼンテーションの仕方は、型をつかい、
ラビオリ、上に帆立のソース、野菜の飾りをのせて
次回は、セコンド(メイン料理)です
ご来店!
Bellissimo(べリッシモ)さんがご来店してくださいました~
いつもお世話になっている岩崎歯科さんのご紹介です。
そして、ミラノ在住ピアニストの森田さんもご一緒です。
べリッシモさんはイタリア料理研究家で、
料理教室やテレビなどでご活躍されています。
ご存知あるかたもいらっしゃるとおもいますが、
テレビに出ている時とかわらず面白い人でした。
そしてfbでもお友達になりました~
5月のお休みのお知らせ
2日(水)
9日(水)
15日(火)16日(水)
23日(水)
30日(水)
お休みさせていただきます。
ゴールデンウィーク中のご予約はお早めにお願いいたします。
28日、29日はランチ、ディナーとも満席となっております。
30日は大変混雑しております。
お電話にてご確認お願いいたします。
SCACCOMATTO
私が働いていたボローニャのSCACCOMATTOが25周年をむかえました。
私のレストランは今年5周年をむかえますが、25年・・・すごいですね・・・
続けていくのは本当に大変なことです。
私がいた時よりもすごく進化しています!
私の尊敬するシェフです!
マリオに出会えて本当に良かった・・・
新聞にも出ています!
今はマリオとメールやfbなどで連絡がとり合えてうれしいです!
今年の秋に会えるかな・・・
Il mio grande chef
イタリアから( ´ ▽ ` )ノ 6 アグリ2
泊まったアグリの室内は、こんなカンジです
このような暖炉付きのダイニングキッチンが2つ。
暖炉があると、それだけで
ダブルのベッドルームが4つ。
それぞれに、シャワールーム&トイレも4つ。
アグリツーリズモは、食事付きのところもありますが、ここは宿泊のみのところ。
なので、キッチンを使って自分たちで料理します
今夜は、イタリア家庭料理の定番、ズッキーニ エ パスタ
今回は、緑の濃いズッキーニと、薄い色(花付きで売られてる)の
ズッキーニを大量にカット、クタクタになるまでじっくり火を入れて、
パスタはリガトーニ、たっぷりのパルミジャーノで仕上げます
イタリアではズッキーニを贅沢に使えるので、嬉しい
大人も子どもも大好きなパスタ
暖炉であぶったトスカーナの塩なしのパンに、チェッキーにで買ったラルドを
塗って。。ハーブと美味しい塩がきいていて、ワインに相性最高
こちらもチェッキー二で買ってきた、牛と豚のミートローフ的なセコンドです。
ジューシーでお肉のおいしさをたのしめました
調味料をはじめ、牛乳やミネラルウォーター、カフェや朝食用のクッキーなど
オーナーさんが、山ほど置いていってくれて、カンドー
掃除も行き渡り、シーツも清潔、テーブルクロスもアイロンがしてあって、完ぺき!
さいっこうに快適なアグリです
イタリアから( ´ ▽ ` )ノ 5 アグリ
料理コースのプリモに進むまえに、トスカーナで泊まった、
素晴らしいアグリツーリズモのお話を
ここは、南トスカーナ(フィレンツェのある州)の、
サンカッシャーノ ディ バーニョ という町。
奥に見えるのが、サンカッシャーノデイバーニョ
この辺一帯の景色
アグリの名前は、アウローラ(オーロラの意味)。
町から、車で5分ほど。
かるく迷いながら、夕方到着して、だんだん夕日が沈んでくると、こんな景色に
夕焼けがオーロラみたいに見えたのは、わたしだけかな
アグリの庭。丘のようになっている広~いお庭は、サンカッシャーノの町を借景に、贅沢な遊び場
アグリの庭には、木製のブランコやシーソーがあり、夢のよう。。
次回は、お部屋の中をご紹介しますね
サンカッシャーノ デイ バーニョ。
イタリア語で、Bagno バーニョは、お風呂の意があります。
名前の通り、天然温泉の出る町で、温泉プール施設 フォンテヴェルデという、ホテルも併設した、有名なテルメがあるので、ここにも行ってきましたよ~
バスローブに、身を包み、アペリティーボ(食前酒やおつまみ)をしながらの、優雅なプール遊び、気持ちよかったで~す
でも翌日、友達のイタリア人は、湯渡りなのか、風邪をひき、一日寝込んでました
イタリアから( ´ ▽ ` )ノ 4 料理コース/アンティパスト
料理コースの内容、こっそり、おしえちゃいましょう
まずは、アンティパスト(前菜)から..
ズッキーニの花を茹でて、冷ましたものを、そっと開き、型に敷き込みます
こんなカンジです
つぎに、カプリーノ(ヤギのチーズ)とオリーブオイルをミキサーにかけてなめらかにします
グリルしたズッキーニとなす、ムース状にしたカプリーノを重ねていきます
これを冷蔵庫でよーく冷やして寝かせます
どのような仕上がりになるかは、あとのお楽しみ
そして、これの下に添える、ソースというかコントルノ(付け合せ)は..
生のカルチョーフィ(アーティチョーク)、タジャスカオリーブ、ポモドーリ・セッキ(ドライトマト)を、ひたすらみじん切りにして
カルチョーフィは、すぐに色が変わってしまうので、レモン、オリーブオイルを加えて、よく混ぜ合せます
そして、プレゼンテーションは・・・
カルチョーフィなどのソースを、下に敷き、
冷やしておいたカプリーノをカップから出してのせます
これに飾りをして、できあがり
こんな風になりました
料理コースの途中にも、白ワインがグラスに注がれ、のどを潤しながらの料理
イタリアならではですね~
つづきは、プリモ(第一の皿)、ラビオリです
イタリアから( ´ ▽ ` )ノ 3 料理コース/メニュー
レストランの厨房で
今回の旅行中に、レストランで料理のコースを受けてきました
フィレンツェ市内の人気店、リストランテ・コンヴィヴィウム-Convivium-
http://www.conviviumfirenze.it/html/convivium/menuristorante.html
リストランテの中に、ガストロノミーコーナーがあって、食材や、お惣菜も販売しています
パルマだけ、機械ですって、あとの生ハムは、ナイフで切っているそう。
大好きなサンダニエーレもこの中にあります
店内には、ワインがぎっしり
いよいよ、レッスン開始!
この日は、レストランオーナー風のアメリカ人4名と、私の5人。
スタートしたところ、みなさん、シェフの手元を見ながら、説明を聞いていくカンジだったので、「中で一緒に作ってもいいのですか?」とたずねると、「もちろんだよ」と、お店のエプロンをプレゼントしてくれました。
せっかく来たのだから、観てるだけではもったいない! 近くで、手を動かさないと
この日のメニューは….
前菜
– MOUSSE DI CAPRINO CON FIORI DI ZUCCA,VERDURE GRIGLIATE SU CRUDITè DI CARCIOFI,OLIVE TAGGIASCHE E POMODORI SECCHI
ズッキーニの花とヤギのチーズのムース、グリル野菜のせ
フレッシュアーティチョーク、タジャスカ・オリーブ(ジェノバ産)とドライトマト添え
プリモ
– RAVIOLI DI RICOTTA E SPINACI CON CAPESANTE,BIANCO DI PORRO E ARANCIO
リコッタチーズとほうれん草のラビオリ
ホタテ、ポロネギ、オレンジ添え
セコンド
– FILETTO DI VITELLA CON TARTUFO MARZOLO E ASPARAGI
子牛のフィレ肉、マルツォーロ・トリュフ(トスカーナ州で3月=Marzoに採れるトリュフのこと)とアスパラガス
ドルチェ
– MILLEFOGLIE ESPRESSO CON FRUTTI DI BOSCO E SPUMA DI YOGURT
エスプレッソ・ミルフィーユ、ミックス・ベリーとヨーグルト添え
次回につづく
イタリアから( ´ ▽ ` )ノ 2
フィレンツェから、車で1時間くらいのところに、パンツァーノという町があります。
ここへの目的は、250年もの歴史のある肉屋、ダリオ チェッキーニさんの店に行くこと
ボンジョルノ~!と、入ってみると、有名なチェッキーニさんが、超フレンドリーに迎え入れてくれました
1階が昔ながらの精肉店。試食もたくさん出ていて、ワイン飲む?と、グラスをすすめてくれるので、1杯いただいて、
作業場の中を通って、その奥の細い階段を上がると、2階は、明るいモダンなレストラン。
厨房では、女性が
ここで、肉職人チェッキーニが厳選した肉料理がいただけます。
牛肉そのものうま味をダイレクトに感じられる、つなぎ、脂身の少ないハンバーグや、生肉のタルタル、最高に美味しかった
他にもハーブを巻きこんだ豚肉や、スティック野菜のピンチモニオなど、フルーティーなオリーブオイルと、オリジナルのハーブ塩(これがまた美味!)をつけてパクパク。
シンプルでおいしい!
ワインも十分いただいて、特大モカで入れてくれたエスプレッソと、オリーブオイルのケーキ。
手づくり感いっぱいで、お腹も気持ちも大満足
サービスしてくれるシニョーレが、また温かくて、すっかりお気に入りお店に☆
仲良くなったので、片付けを手伝ったりして・・
帰りはまた1階のお肉屋に寄って、チェッキーニさんとお話。
お店の目印にもなっている、カラフルな牛さんの前で記念撮影
サービス精神旺盛の、チェッキー二
翌日アグリで食べるセコンドもゲットして、パンツァーノの旧市街に散策に出かけました
panzano 旧市街
panzano ドゥオーモ
イタリアにも今、さくら
4月のお休みのお知らせ
4日(水)
11日(水)
17日(火)18日(水)
25日(水)
おやすみさせていただきます。
そして、やっとフランスから届きました!
LAGUIOLEのナイフセット!
注文してから製造するので時間かかりました。
肉料理の時にお使い下さい。
念願だったので、すごくうれしいです!
また、宝物が増えました~
切れあじ最高です!